医療法人社団善衆会
善衆会病院
TEL 027-261-5410
〒379-2115 群馬県前橋市笂井町54番地1

臨床研究

    【当院の臨床研究について】

     臨床研究に関する倫理指針には、臨床研究とは「医療における疾病の予防方法、診断方法及び治療方法の改善、疾病原因及び病態の理解並びに患者の生活の質の向上を目的として実施される医学系研究であって、人を対象とするもの」とされています。現在の医療は、このような患者さんのご協力により行われた臨床研究により進歩・発展してきました。

     当院では、より優れた診断法及び治療法の開発などを行うため、積極的に臨床研究に取り組んでいます。その際に最も大事な事は、ご協力いただく皆様の個人情報の保護や安全性の確保です。当院では「倫理委員会」を設置し、各研究者から申請された臨床研究について厳密に審査を行い、世界医師会で採択された「ヘルシンキ宣言」や厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」に基づき、倫理的配慮について確認し、委員会で承認された研究のみが実施されます。

     臨床研究を行う際には、研究ごとに、患者さんやご家族に対して、事前に十分な説明を行い、同意いただくことが原則ですが、人体から採取された試料を用いない場合や、すでに採取された試料を用いる研究で新たに同意を得ることが困難な場合には、研究に関する情報を公開することになっています。同意を受けることができない場合には、3つの特例に該当することについて倫理委員会で承認を得て、組織の代表者等の許可を受けた時に限り、当該試料等を利用することができるとされています。3つの特例は以下の通りです。

    ❶当該試料等が匿名化(連結不可能匿名化又は連結可能匿名化であって当該研究機関が対応表を保有しない場合に限る)されている場合
    ❷当該試料等が匿名化されていない場合であって、当該臨床研究の目的と相当の関連性があると合理的に認められるような同意を試料取得時に受けており、当該臨床研究の実施について試料の利用目的を含む情報を研究対象者等に通知し、又は公開している場合
    ❸当該試料等が匿名化されていない場合であって、試料取得時に同意を受けていない場合には、当該臨床研究の実施について試料の利用目的を含む情報を研究対象者等に通知し、又は公開していることに加え、研究が実施されることについて、研究対象者等が拒否できる機会を保障し、さらに、公衆衛生の向上のために特に必要がある場合

     なお、「人体から取得された試料」を用いない研究については、研究に用いられる情報が匿名化(連結不可能匿名化または連結可能匿名化であって研究機関が対応表を保有しない場合)されている場合を除き、利用目的を含む当該研究についての情報を公開し、研究対象者等が拒否できる機会を保障した上で研究を実施します。
    また、具体的な研究内容を記載しないままでの同意(包括同意)については、❶に該当しない場合には、先行する臨床研究に対する同意が形成されておらず、かつそれ以降実施する臨床研究との相当の関連性があるとは考えられないので、❷ には該当しないと考えられます。従って、このような場合には事実上、❸ に該当すると考えられます。
    以上のことについてご質問等がありましたら、ご連絡ください。
    問い合わせ先:医療法人社団 善衆会 善衆会病院  電話 027-261-5410(代表)
    担当:副院長 真下 透    

    実施中の臨床研究一覧2017年04月13日現在

    No. 研究名 研究対象疾患 研究全期間(登録期間) 診療科 研究責任者
    1 変形性膝、股関節症に対する抗NGF(神経成長因子)抗体の鎮痛効果の検討~治験第III相~ 変形性膝・股関節症による疼痛に対して、従来の鎮痛剤でコントロールが難
    しい患者
    平成28年2月~平成30年10月 整形外科 恩田啓
    2 当院ACL再建術患者における客観的指標のデータベース化 当院にてACL再建術を施行後、継続的にフォローアップをし得る者 平成28年4月~ リハビリテーション部 湯本翔平
    3 内側膝蓋大腿靭帯(MPFL)再建術術後不安定性残存因子の検討—―後ろ向き観察研究—― 過去3年のMPFL再建を行った患者 群馬大学整形外科 大澤貴志
    4 当院THA術後患者における立位バランス、歩行能力と筋力の関係の調査 当院で平成28年9月から平成29年2月の間にTHAを施行した症例のうち、術後6ヶ月間の評価が可能な症例 平成28年9月~平成29年2月 リハビリテーション部 高田知義
    5 ACL再建術患者の術前治療開始時期が術後筋力に与える影響の調査 過去に出された論文からPower analysisを行い、120例程度の片側 ACL損傷で重度複合靭帯損傷や軟骨損 傷合併症例を除外した症例を集める。 受傷後1年以内にMRI撮影を行い、当 院で関節鏡視下ACL再建術を受けた患 者のみを対象とし、さらにCybexにお いて術前、術後6ヶ月筋力測定を行っている83例を対象 リハビリテーション部 鈴木拓弥
    6 前十字靭帯再建後再損傷症例の移植腱と初回損傷前十字靭帯との組織学的比較 前十字靭帯初回損傷ならびに再損傷患者 各群10名程度 平成28年12月~平成29年11月 整形外科 髙橋恒存
    7 橈骨遠位端骨折術後患者における上肢機能の回復過程と運動生理学的指標の関連性検討 当院における橈骨遠位端骨折後のリハビリ処方ケース 平成29年1月~平成29年3月 リハビリテーション部 小口達也
    8 慢性運動器疼痛患者における運動療法の日常生活動作および心理的要素に与える影響-腰椎変性疾患と変形性膝関節症を比較して- 外来リハビリテーションが治療の主体と判断された腰椎変性疾患患者と変形性膝関節症患者の2群。腰痛または膝痛を主訴として当院受診し、理学療法介入を行った患者。罹病期間は3ヶ月以上とする 平成29年2月~平成30年2月 リハビリテーション部 津布子夏実
    9 非特異的腰痛に対する管理下運動療法とデュロキセチン(サインバルタ®)投与の効果〜ADLに与える因子の検討〜 30〜80歳で3ヶ月以上腰痛を有している患者を対象。除外項目は腫瘍、骨折感染、下肢症状あり、精神疾患。 平成29年2月~平成30年10月 整形外科 恩田啓
    10 解剖学的二重束前十字靱帯再建術における遺残組織評価と遺残組織温存による骨孔拡大抑制評価 1)骨端線閉鎖後から60歳までの男女
    2)ACL損傷と診断された患者
    約190症例を予定している
    平成26年4月~平成28年3月 整形外科 柳澤真也
    17040502 ACL再建術における遺残組織温存の有用性評価 過去に出された論文からPower analysisを行い、80例程度の片側ACL損傷で重度複合靭帯損傷や軟骨損傷合併症例を除外した症例を集める。当院で関節鏡視下ACL再建術を受けた患者のみを対象とする。 平成26年2月~平成27年9月 自治医科大学整形外科 高椅恒存

    実施済みの臨床研究一覧2017年01月26日現在

    No. 研究名 研究対象疾患 研究全期間(登録期間) 診療科 研究責任者
    1 解剖学的二重束ACL再建術における大腿骨・脛骨骨孔拡大に影響する因子についての検討 ①骨端線閉鎖後から60歳までの男女 ②ACL損傷と診断された患者 平成25年4月~平成26年11月 整形外科 柳澤真也
    2 ESWL患者に対する看護支援における問題点 ESWLを実施した患者 平成26年4月~平成28年3月 看護部 高橋照美
    3 右内側半月板切除を施行された方で畑仕事復帰を目指
    した症例~内側広筋と半腱様筋の活動に着目して~
    90歳女性 右内側半月板切除 平成27年7月~平成27年9月 リハビリテーション部 斉藤諒一
    4 半月板損傷を呈しクラシックバレエにおけるジャンプ
    着地動作で膝痛を生じる症例
    56歳女性 左外側半月板損傷 平成27年7月~平成27年9月 リハビリテーション部 飯塚実来
    5 左MPFL-R後損傷を呈した症例~屋外歩行安定性向上を目指して~ 30代女性 左MPFL-R後損傷 平成27年7月~平成27年8月 リハビリテーション部 新井賢太
    6 左ACL再建・MM縫合を施行した症例~歩行能力向上・歩容改善を目指して~ 40代女性 左前十字靭帯損傷・左内側半月板損傷 平成27年8月~平成27年9月 リハビリテーション部 久保野谷杏
    7 右膝関節内側半月板縫合・外側半月板切除術を施行し、職場復帰を目指した症例 40代女性 右膝関節外側半月板・内側半月板損傷 平成27年8月~平成27年9月 リハビリテーション部 平野夏帆
    8 TKA症例の1か月の歩容変化 69歳女性 右変形性膝関節症 平成27年8月11日~平成27年9月15日 リハビリテーション部 村田直彌
    9 脊髄変性症を呈し、L5圧迫骨折を受傷した症例、自宅復帰を目指して 60代女性 L5圧迫骨折 平成27年9月~平成27年10月 リハビリテーション部 服部篤
    10 フリースタイルスキーで左膝外側半月板損傷を呈し縫
    合術を施行した症例~動作時の重心移動に着目して~
    27歳女性 左膝外側半月板損傷 平成27年9月~平成27年10月 リハビリテーション部 木村陽香
    11 歩行獲得し自宅復帰を目指す右膝TKAに対する症例~ROMに着目して~ 80代女性 右変形性膝関節症 平成27年9月~平成27年11月 リハビリテーション部 金井翔太
    12 左足底筋腱付着部炎・左円板上半月損傷を受傷した症 例~美容師の散髪動作に着目し短期介入・Self exerciseでの変化点~ 30代男性 左足底筋腱付着部・左円板状半月板損傷 平成27年9月~平成27年10月 リハビリテーション部 中村大樹
    13 右前十字靭帯損傷を呈し、再建術を施行した症例。足
    部アライメントに着目して
    20代男性 右前十字靭帯損傷 平成27年9月~平成27年10月 リハビリテーション部 塩澤潤也
    14 左前十字靭帯損傷を呈し、左前十字靭帯再建術を施行
    した症例~マルアライメントを目指して~
    20代男性 左前十字靭帯損傷 平成27年9月24日~平成27年10月27日 リハビリテーション部 坂田佳成
    15 モイストウンドヒーリングを行い改善した1事例 44歳男性 肝硬変、慢性腎不全 平成27年11月~平成28年2月 看護部 小笠原雅巳
    16 前十字靭帯再建術施行例における術後筋力の回復傾向
    ~再建材料による比較~
    当院にてSTG法またはBTB法にて前十字靭帯再建術を施行し、12か月以 上経過をフォローした者 平成28年2月~平成28年4月 リハビリテーション部 石関遥
    17 足関節に対する装具、テーピングと比較したGONT
    EX
    下肢骨折の既往、手術歴、過去6か月 以内に捻挫歴のない、健常人 平成28年2月~平成28年4月 リハビリテーション部 鈴木拓弥
    18 左外側半月板損傷後、縫合術施工し左腓骨神経麻痺を
    合併した症例。歩行に与える影響について
    患者 平成28年8月~平成28年9月 リハビリテーション部 井田亜由未
    19 10年来の左変形性膝関節症を呈した症例〜膝伸展制 限に着目して〜 患者 平成28年7月~平成28年9月 リハビリテーション部 松本美帆
    20 頚椎後方固定術を施行された症例〜トイレまでの歩行獲得を目指して〜 患者 平成28年8月~平成28年9月 リハビリテーション部 千明龍太郎
    21 THA施行後、術前の歩行形態が残存していた症例〜歩行動作に着目して〜 患者 平成28年9月~平成28年9月 リハビリテーション部 狩野息吹
    22 右膝関節伸展制限を有した右内側半月板切除の症例〜
    歩容改善を目的として〜
    患者 平成28年8月~平成28年9月 リハビリテーション部 宮下明大
    23 両側変形性股関節症の患者様に対し、両側人工関節全
    置換術を施行した術後理学療法
    患者 平成28年6月~平成28年7月 リハビリテーション部 内山亮平
    24 右肩関節周囲炎を発症した症例の治療経過 患者 平成28年6月~平成28年9月 リハビリテーション部 小口達也
    25 リハビリテーション部 ザスパクサツ群馬健康づくり教室の参加者 平成28年8月~平成28年11月 リハビリテーション部 野村悟
    26 透析時間中の運動療法が患者に与える影響 透析患者10名 平成28年9月~平成28年11月 看護部 山口萌美
    27 後方に関節面骨片を伴った脛骨近位部骨折に対して後方プレート固定術を行った症例 後方に関節面骨片を伴った脛骨近位たん骨折と診断され治療した症例 平成28年7月1日~平成28年12月31日 整形外科 萩原敬一
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