医療法人社団善衆会
善衆会病院
TEL 027-261-5410
〒379-2115 群馬県前橋市笂井町54番地1

専門治療・施設

SPECIAL CARE & EQUIPMENT GUIDE

ESWT

体外衝撃波疼痛治療装置

体外衝撃波疼痛治療とは

体外で発生させた衝撃波を患部に照射する整形外科では新しい治療法です。ヨーロッパを中心に普及し、足底腱膜炎など多くの疼痛性疾患の除痛を目的とした治療に応用されています。欧米ではスポーツ選手を中心に、低侵襲で安全かつ有効な治療法として使用されています。筋・腱付着部障害に対する衝撃波療法の作用機序は病変部で痛みを感知する自由神経終末の変性を誘導して無痛覚とすることにあります。また、衝撃波が局所的に血管新生を誘導し組織修復を促すことが分かっています。

当院導入の体外衝撃波疼痛治療装置
ドルニエ Epos Ultra

当院では、平成22年3月15日より体外衝撃波疼痛治療を開始しました。ドルニエエイポス ウルトラは、保存療法を6ヶ月以上受けても効をなさない難治性の足底腱膜炎に対する除痛を目的に新医療機として本邦で初めて承認を取得致しました。平成24年1月1日より体外衝撃波疼痛治療術として保険適用となりました。

体外衝撃波疼痛治療術

体外衝撃波疼痛治療装置 ドルニエ Epos Ultraの特徴

  • ● 1回の治療時間は約30分です。
  • ● 麻酔等は不要です。
  • ● 外来で治療が可能です。
  • ● 副作用 はほとんどありません。
  • ● 1回で効果が得られない場合は、数週間の期間をおいて複数回治療を行うことも可能です。

<参考>国際衝撃波治療学会(ISMST)で下記の疾患が整形外科領域における体外衝撃波治療の適応疾患(参考)として認められています。

【足 部】
足底腱膜炎、アキレス腱炎、アキレス腱付着部炎 
【 膝 】
膝蓋腱炎
【 肘 】
上腕骨外上顆炎
【 肩 】
石灰沈着性腱板炎、腱板炎
【骨 折】
偽関節、疲労骨折
【その他】
早期の離断性骨軟骨炎、早期の無腐性骨折壊死

PRP療法

PRP療法とは

PRP療法とは、Platelet Rich Plasma(自己多血小板血漿)療法といい、自分の血液の中の再生能力の高い成分だけを取り出し、痛めている部位に充填する治療法です。傷が治るときにかさぶたができますよね?あれは血小板という成分がたくさん集まって固まった状態ですが、かさぶたは出血を抑えるだけでなく、傷を治すのを早めてあげる成分を出しています。その成分を人工的に取り出して、体の中でも痛めている部位があればそこに充填して、治癒を早めることがPRP療法の目的です。

PRP治療の適応疾患

現在法律の関係などもあり、当院でのPRPの適応疾患は腱炎・腱付着部炎としています。
アキレス腱炎、膝蓋腱炎、上腕骨外上顆炎(テニス肘)などです。お気軽にご相談ください。

具体的な治療の流れ

PRP療法(自己多血小板血漿療法)

採血した40mlの血液から最終的には約8mlのPRPが得られ、それほど多く注射するわけではありません。まだまだ先進的な医療ですが、有名なプロ選手など数多くのアスリートが治療に利用しています。

PRPの効果が期待できるスポーツ外傷

PRPの可能性はまだまだ分からないことも多いですが、残念なことにどんな傷でも治してくれるわけではありません。骨折などはもともと体の中でも多量に出血をしているので、そこに新たにPRPという血液成分を注射しても治癒を早めることは難しいと考えています。
ただ怪我の場所が血液の少ないところ、ジャンパー膝(膝蓋靱帯炎)やアキレス腱炎といったところには効果を期待できると思います。野球選手の肘の靭帯やサッカー選手の膝の靭帯なども同じようにPRPで治療している施設もあります。また肉離れも場所によっては完治しにくい場合もありますが、それに対してもPRPは効果があると考えられており、今後適応が広がっていくと思います。

スポーツ選手におけるPRPのメリット・デメリット

腱炎などは一回なると、なかなか治りにくいことがあります。今までもステロイド注射による治療などはありましたが、ステロイド注射は副作用や人によっては効果がないこともありました。PRP療法は患者自身の血液から精製するため、ウイルス感染の危険性やアレルギー反応、副作用もほとんどなく、安全性が高いです。そして、傷付いた組織の修復を促し、傷の治癒を早めることや組織の炎症を抑え、痛みを和らげる可能性があるとして、高い治療効果を認めています。また、ドーピングにも指定されていないのでアスリートにも安心して使うことができます。年齢制限はないため、成長期のジュニアアスリートにも特に問題なく使用できます。

一方、PRPを精製するために、一度採血をし、加工した後、患部に再度注射するため、合計2回注射しなければなりません。また、まだ先進医療であるため、現在では保険診療として認められておりません。さらに、治癒効果は確約されたものではなく、まだ未知の部分も多いです。

ESWL

結石破砕装置 ドルニエGemini

尿路結石症の治療法

体外衝撃波砕石術 ESWL (ESWL:Extracorporeal Shock Wave Lithotripsy) とは? 尿路結石・胆石を外科手術をせずに体の外より衝撃波をあて、(筋肉や他の臓器)に傷をつけることなく結石を 粉々に砕き、体の外に流しだす治療法です。
砂状に破砕された結石は尿とともに自然に体外に排出されます。多少身体に負担はありますが、良好な治療効 果が期待できます。また衝撃波の照準を結石に合わせるために、放射線もしくは超音波を用いています。 1回の治療で結石がなくなる場合もあれば、数回必要となる場合もあります。

最新の結石破砕装置 ドルニエGemini

ドルニエ Gemini は、ESWLのパイオニア、ドルニエ社が開発した最新型の装置です。 新開発の衝撃波発生装置により、治療中の痛みがほとんどありません。また、結石に焦点をあわせる操作も改善され、より早く効果的な治療ができます。

ESWLと善衆会病院の歴史

体外衝撃波結石破砕術(以下ESWL)は、1980年に旧西ドイツ・ミュンヘンでルートヴィヒ・マクシミリアン大学とドルニエ社の共同開発により臨床応用が開始され、1983年から各国で市販が始まりました。当院は1985年に群馬県で初めてESWLを導入しました。それから30年の間、都度最新機器を取り入れ、日本国内でESWL治療のトップランナーとして多くの症例を治療してまいりました。
2013年度は158件の症例に試行し、ESWLの単独治療として良好な砕石結果を得ています。2015年6月からは、前橋市内で初めて最新機器Gemini(ジェミニ)を導入し、治療を開始いたしました。

治療の特長

  • 1. 体が傷つきません。
  • 2. 治療時間は短く1時間程度で終わります。
  • 3. 痛みが少なく、無麻酔で行えます。
  • 4. 副作用 ・ 後遺症がほとんどありません。(血尿・腎周囲血腫、腎盂腎炎を生じることもあります)
  • 5. 治療後、すぐに日常生活・職場への復帰が可能です。
  • 6. 低侵襲のため、再発の場合の治療法としても最適です。
  • 7. 健康保険が適用されます。

こんな人は 結石ができやすい

尿路結石は、女性より男性に多く、男性は30~60歳代、女性は50~60歳代に 多い病気です。また、肥満(内臓脂肪蓄積)や
メタボリックシンドロームの方にも
多く見られます。

【こんな症状が現れたときは尿路結石の可能性あり】 

  • 1.左右いずれかの腰部・背部の痛み(排尿時痛のない急な残尿感)
  • 2.左右いずれかの下腹部の痛み(痛みに変動あり。体動により痛みが変化しない)
  • 3.血尿
  • 4.上記いずれかを伴った発熱
  • ※痛みの程度や部位は、結石の位置により人それぞれ異なります。
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