当院では再生医療である「第2種 多血小板血漿(APS)療法を用いた変形性膝関節症の治療」と「第3種 多血小板血漿(PRP)を用いた整形外科領域における軟部組織治療」の2種類のPRP療法を行なっております。
再生治療とは
人間に備わっている自己再生能力を利用し、損傷した組織などを修復、再生する医療のことです。
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当院では再生医療である「第2種 多血小板血漿(APS)療法を用いた変形性膝関節症の治療」と「第3種 多血小板血漿(PRP)を用いた整形外科領域における軟部組織治療」の2種類のPRP療法を行なっております。
人間に備わっている自己再生能力を利用し、損傷した組織などを修復、再生する医療のことです。
PRPはPlatelet(プレートレット)-Rich(リッチ) Plasma(プラズマ):多血小板血漿の略で、簡単に言うと血小板を濃縮したものです。傷ができると、そこに血液中の血小板という成分が集まり、止血作用として「かさぶた」を作りますが、血小板は出血を抑えるだけでなく、傷の治りを早める成分も含んでいます(成長因子)。この成長因子を利用したのがPRP療法です。
血液中に含まれる血小板の割合は1%以下とごくわずかなので、患者さん自身の血液から人工的にこの成長因子となる成分を抽出し、PRPを生成します。このPRPを患部に注入することにより、PRPに含まれる成長因子の力を利用して、損傷した組織の修復促進や本来自己治癒しにくい組織の修復、保護効果を期待できます。
患者さんの自己血を遠心分離し生成したPRPの抽出
APSはAutologous(オートロガス) Protein(プロテイン) Solution(ソリューション):自己タンパク質溶液の略で、PRPをさらに分離処理し、抗炎症成分などの関節症の治療に有効とされる成分を高濃度に抽出したものです。次世代PRP(濃縮PRP)とも言います。関節症の患部内では、軟骨の破壊成分を作り出す炎症性サイトカインという悪いタンパク質の働きが活発になっていて、この働きを抑制するために、患者さんの体内に備わっている抗炎症性サイトカインという良いタンパク質と軟骨の健康を守る成長因子を高濃度抽出しAPSを生成します。このAPSにより、PRPで期待される効果に加え、炎症や痛みの改善と軟骨のすり減りを抑制する効果を期待した治療方法がAPS療法です。
※本治療の適応となるかどうか判断するため、まずは診察・検査をさせていただきます。
①患者さん自身の血液を
約55ml採取
②採取した血液を遠心分離し
PRPを抽出
③生成したPRPを脱水・濃縮し
APSを抽出
④患部の関節内に生成した
APSを注入
採取した約55mlの血液から抽出されたPRPをさらに遠心分離をかけて、約2.5mlのAPSが得られます。そのAPSを患部の関節内に注入します。
この治療は公的医療保険の対象外のため全額自己負担です。治療当日、会計窓口にて治療費をお支払いください。
費用(税込):300,000円/1回
※注入は原則1回ですが、注入後の経過によっては、複数回の注入を検討する場合もあります。
※お支払い方法は現金、またはクレジットカード(一括払いのみ)、デビットカードをご利用いただけます。
※本治療の適応となるかどうか判断するため、まずは診察・検査をさせていただきます。
①患者さん自身の血液を
約28ml又は約52mlを採取
②採取した血液を遠心分離し
PRPを抽出
③患部に生成したPRPを注入
採取した約26mlまたは52mlの血液から生成されたPRPを患部に注入します。まだ先進的な医療ですが、有名なプロ選手など数多くのアスリートが治療に利用しています。
この治療は公的医療保険の対象外のため全額自己負担です。治療当日、会計窓口にて治療費をお支払いください。
費用(税込):150,000円/1回
費用(税込):150,000円/1回
※治療部位、疼痛の重症度、患者さんのご要望などを考慮し、医師の判断にて使用するキットの種類を決定します。
※注入は原則1回ですが、注入後の経過によっては、複数回の注入を検討する場合もあります。
※お支払い方法は現金、またはクレジットカード(一括払いのみ)、デビットカードをご利用いただけます。