診療科・部門

Radiation

放射線科

各種検査装置

専用の医療機器を用いて、体の構造や機能に関する様々な情報を直接調べる検査です。
当院では主に次の検査を行っています。

核磁気共鳴画像診断装置

MRI室

平成28年5月より、MRI Ⅱ号機が0.3Tから1.5T『ECHELON RX』に更新されました。 従来の1.5TMRI Ⅰ号機とあわせ2台が同一機種に揃ったことで、旧機種のため制限していた検査を受け入れることが可能になりました。そして予約待ちの期間も短縮することができ、より多くの患者さんに、診察からより早く検査を受けて頂くことを実現しました。
MRI検査は大変強い磁場と電波を用いて体内の状態を画像にします。1.5T装置の特徴は、初期の脳梗塞を見つけることができるDWIという撮像や非造影での血管撮像が可能なことです。また、膝の検査では靭帯の走行に合わせて細かく画像化し、靭帯の状態を正確に把握できる撮像も行なっています。

マルチスライスCT(コンピュータ断層画像診断装置)

CT室

平成30年5月より、16列マルチスライスCTを64列マルチスライスCT「Supria Grande」に更新しました。64列CTでは従来よりも短時間で広範囲な撮影を行うことができ、患者様の負担を軽減することが可能となりました。
CT検査はエックス線を利用し、体内の断面を3D医用画像処理ワークステーションを使って画像化しています。また病変の有無や状態について診断の幅を広げるために、ヨード造影剤を使用することもあります。被曝については最適な線量で撮影するため、低減プログラムを使用しています。

透視撮影室

DR(digital radiography)透視撮影室

平成23年11月にⅠ号機、平成28年5月にⅡ号機がFPDのデジタル透視装置に更新されました。胃、大腸のバリウム検査や脊柱管造影などを透視で見ながら、リアルタイムで撮影することが出来ます。FPDを搭載しているため、歪みが無くクリアな画像を得る事が出来ます。

一般撮影室

一般撮影室

平成28年5月より、3部屋ある撮影室すべてにFPDが稼働し、従来のカセッテシステムに比べ、画像表示速度が格段に上がりました。そのため、検査時間が短縮され、患者さんにより負担の少ない検査を提供できるようになりました。

X線骨密度 測定装置

X線骨密度 測定装置

平成30年6月より、X線骨密度の測定装置の「ALPHYS LF」を導入しました。従来は手指の撮影で骨密度の測定を行っていましたが、本装置は骨密度測定に最適とされる腰椎および大腿骨で測定を行うことで、より高精度な測定を行うことが出来ます。さらに撮影を行ったその日に結果がわかるため、より利便性の高い検査の提供が可能です。

体外衝撃波結石破砕治療

泌尿器科専用撮影室

開院の歴史と共に歩んできた泌尿器科専用の撮影及び透視室が泌尿器科外来の前面にあります。泌尿器科(腎臓、尿管、膀胱及び尿道)の一般撮影や造影検査が行われます。結石破砕(ESWL)治療前後の撮影も行われています。

ESWL治療室

腎臓、尿管結石破砕装置が稼動しています。従来は麻酔をかけて結石破砕をいっていましたが、患者さんの負担も大きく、平成16年度に麻酔を必要としない結石破砕治療装置が導入され、より容易に治療を受けることが可能となり、効果をあげています。 平成27年6月からは、最新機器「Gemini(ジェミニ)」を導入し、新しい治療法をご提供いたします。